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(ハノイ・ホーチミン市) 「舞踏 日本から世界へと広がる身体芸術」 展示会・ワークショップ・公演シリーズ
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、2021 年にオンラインで実施した BUTOH Months に続き、日本の独特の身体表現である「舞踏」の魅力を紹介する事業として、「舞踏 日本から世界へと広がる身体芸術」と題し、展示会・ワークショップ・公演シリーズ を 10 月にハノイとホーチミン市で開催いたします。
「舞踏」は、1959 年から始まった日本発の身体芸術です。西洋ダンスの様式的な動作とは かけ離れていた斬新なビジュアル、独特なレトリックがある舞踏は、当時の知識人や芸術家を多く惹きつけると共に、様々な舞踏団が立ち上がり、圧倒的な熱量を持った一つのムーブメントを形成し、今日に至るまで多くの舞踏家が世界中でその魅力を発信しています。
本展覧会は、ベトナムで初めて舞踏をテーマとして実施いたします。日本の現代的なダンスである舞踏に関わる様々な写真、ポスター、映像コンテンツを展示し、「舞踏はいつ、どのように生まれ、どのように現代に広がっていったのか 」について多くの方に知っていただく機会になればと考えております。
また、展覧会のサイドイベントとして、ハノイでの開会式にてに舞踏家・松岡大氏による舞踏公演を行うほか、ホーチミン市で 2 回、ハノイで 1 回のワークショップを開催いたします。入場は無料ですが、ワークショップへの参加は事前申込みが必要です。
■ イベント情報
1. 展覧会
2. ワークショプ
<ホーチミン市>
<ハノイ> (展示ツアーあり)
■ アーティスト情報
松岡 大(まつおか だい)
舞踏家。NPO法人LAND FES 代表。
上智大学卒業。桑沢デザイン研究所卒業。
2005年より山海塾に舞踏手として参加。「金柑少年」「卵熱」「かげみ」「とばり」「ARC」などの主要作品に出演中。
2011年より、街を歩きながらミュージシャンとダンサーによるパフォーマンスを鑑賞する「LAND FES」を主宰。2018年より小田原市にて,障がいの有無を越えて共にダンスを創る「スクランブル・ダンスプロジェクト」で講師を務める。神奈川県共生共創事業映像作品「いま、生まれたばかり」演出。
NYのシアターカンパニーPhantom Limb Company「Falling Out」、作曲家Paola Prestini「House of Zodiac」に出演するなど、海外アーティストとのコラボレーションも多数。
Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13 「Tokyo Real Underground」キュレーター。ライフキネティック®
■ 広報用写真および参考情報
OHNO KAZUO
“-BUTOH- Cultural Exchange between Japan-Brazil-Argentina”
©️NPO Dance Archive Network
HIJIKATA TASUMI
“Kinjiki (Forbidden Colours)”(1959)
©Keio University Art Center/NPO Butoh Laboratory
HIJIKATA TASUMI
“Nadare Ame(Avalanche Candy”(1972)
©Keio University Art Center/NPO Butoh Laboratory
OHNO KAZUO, OHNO YOSHITO
“Tendo Chido(The road in Heaven, the road in earth)”(1996)
© NPO Dance Archive Network
<問合せ先>
Ms. Thảo My / 大須賀 (070-513-7550)
国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
27 Quang Trung, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam
TEL 024-3944-7419