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(ハノイ)展示ツアー&レクチャー 「日本のすしの歴史とバリエーション」
講師: 日比野 光敏 先生
すし研究家
愛知淑徳大学 教職・司書・学芸員教育センター 教授
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、現在当センターおよび、一部AEON Mall Long Bienにて開催中の海外巡回展「すしを愛でる(I love Sushi)」に合わせて、本展示の監修をされた愛知淑徳大学の日比野光敏先生をお招きし、2024年4月21日(日)に、展示ツアーおよび「日本のすしの歴史とバリエーション」と題するレクチャーを開催いたします。日比野先生によるレクチャーを通して、日本を代表する料理の一つである「すし」の歴史や文化をさらに深く理解いただける内容となっております。
海外巡回展「すしを愛でる」について
2013年、「和食-日本人の伝統的な食文化」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。すしは和食の代表格と目され、美味しく、美しく、洗練された健康食として、今やSUSHIの名で世界各地において広く親しまれています。すしは、東南アジアや中国が発祥の地とされ、それが一千年以上前に日本に伝わると、日本列島の豊かな自然のもと、人々の知恵や工夫、そして美味しいものを早く食べたいというあくなき追求が、すしに大きな変革をもたらしました。今日すしと言えば誰もが思い浮かべるであろう握りずしが誕生したのは、今からおよそ200年前の江戸(現在の東京)においてでした。
すしは今や国境を越えて、世界の多くの人々に嗜まれています。身近な存在となったすしのさらなる魅力を可視化して伝えるというのが、本展覧会の目指すところです。古式のすしが日本においてどのように受容され、各地の自然や風土、生活スタイルに応じて改変され、今日のすし文化の興隆を見たのか、さらには将来の食をめぐる課題や可能性を見つめていきます。また展覧会では、東京のすし屋を疑似体験できるコーナーも用意しました。すし通の方も、そうでない方も、本展示会を通して日本の歴史や文化の一端に触れていただけるよう工夫しております。
■ イベント情報
【日時】 2024年4月21日(日)午前9時30分~12時
【場所】 ベトナム日本文化交流センター
(27 Quang Trung, Hoan Kiem, Hanoi)
【講師】 日比野 光敏 先生
【言語】 日本語、ベトナム語(日越通訳付き)
【お申込み】 https://bit.ly/Lecture-on-sushi-MrHibino(お申込みの承認メールをお送りします)
※注記
・参加費は無料です。
・お申込みは1件につき1名様のみ有効となります。
■ プロフィール
日比野 光敏(ひびの てるとし)
すし研究家、愛知淑徳大学教授、清水すしミュージアム名誉館長
名古屋大学文学部卒業、名古屋大学大学院文学研究科修了後、岐阜市歴史博物館学芸員、名古屋経済大学短期大学部教授、京都府立大学京都和食文化研究センター特任教授を経て、現在、愛知淑徳大学教授。
著書に『すしの貌』(大巧社)『すしの歴史を訪ねる』(岩波書店)『すしの事典』(東京堂出版)などがある。
■ お問合せ先
大須賀 翔哉(Tel: 024-3944-7419 Ext. 160)、 メール:shoya_osuka@jpf.go.jp
国際交流基金 ベトナム日本文化交流センター
27 Quang Trung, Hoan Kiem, Hanoi Tel: 024-3944-7419 www.hn.jpf.go.jp
www.facebook.com/japanfoundation.vietnam