2025年度よ12月試験より、日本語能力試験(以下、JLPT)の結果にヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)レベルの参考表示を追加することが決定されました。なお、JLPTのN1~N5の5つのレベル分けおよび各レベルの認定の目安、試験科目、試験問題の構成は変わりません。
日本の文化庁が発表した「日本語教育の参照枠」の報告において、学習や教育内容の多様化が進む中で、各試験が判定する日本語能力に関する共通の指標を整備し、活用できるようにする必要性が高まっています。そのため、2025年12月試験以降は以下の通り、グローバルスタンダードの指標であるCEFRレベルの参考表示を追加することとなりました。
・CEFRレベルの参考表示は、2025年第2回(12月)試験から開始する予定です。
・JLPTの各レベルの総合得点(0点~180点)に対応するCEFRレベルの参考表示を成績書類に追加し記載します。
・ JLPT総合得点とCEFRレベルの対応は図1の通りとなります。
・JLPTのN1~N5の5つのレベル分けと、各レベルの認定の目安、試験科目、試験問題の構成は変わりません。
詳細情報については、以下公式ページをご確認ください。
日本語: https://www.jlpt.jp/about/cefr_reference.html
English: https://www.jlpt.jp/e/about/cefr_reference.html
*正確な情報については、日本語能力試験の公式サイトで公表されているものがすべてです。