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J-Lens : Perspective on Japan #1.2 講演会 「日本映画研究(黒澤明)」 四方田犬彦先生
J-Lens : Perspective on Japan #1.2
講演会
「日本映画研究(黒澤明)」
四方田犬彦先生

- ホーチミン市
[日時] 2026年3月9日(月)14:00 – 16:00
[会場] ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学
No. 10-12 Dinh Tien Hoang, Sai Gon Ward, Ho Chi Minh City
[参加登録] 以下のリンクより登録(参加無料)
- ハノイ
[日時] 2026年3月12日(木)15:30-17:30
[会場] White Light Cinéhub, COMPLEX 01
Floor3, No. 29/31, Alley 167, Tay Son Street, Kim Lien Ward
[参加登録] 以下のリンクより登録(参加無料)
* ベトナム語通訳付
[J-Lensシリーズ #1.2 – 日本映画研究(黒澤明)]
四方田犬彦氏の鋭く独創的な視点から読み解く――黒澤明の映画世界
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、日本の映画研究、比較文学、文化理論の分野で国際的に高い評価を受ける四方田犬彦氏による特別講演を開催いたします。本講演では、世界映画史を塗り替えた映像作家・黒澤明を、あらためて現代的視座から読み直します。
四方田氏は、これまで広く議論を呼んできた数々の分析をもとに、黒澤明がいかにして日本の物語的伝統と普遍的な人間の葛藤を融合させ、独自の映画言語を築き上げたのかを考察します。『羅生門』『七人の侍』『生きる』『用心棒』などの傑作を通して、自然のダイナミズム、存在論的葛藤、孤独な決意、力強い運動感覚といった視覚的・倫理的文法がどのように形成され、世界各地の映画作家に影響を与え続けているのかを明らかにします。
さらに四方田氏は、黒澤を単なる巨匠監督としてではなく、異文化間の映画対話を切り拓いた「世界的知性」として位置づけます。シェイクスピアやドストエフスキーから日本の古典文学に至るまで、文学との深い関わりを検証しながら、正義、倫理の曖昧さ、社会的責任、そして個人の尊厳といった現代的課題に、黒澤作品がいかに応答しているのかを読み解きます。
本講演は、黒澤明の遺産を「過去の名作」としてではなく、いまなお生き続ける文化的力として再発見する機会となるでしょう。四方田犬彦氏の独自の視点に導かれながら、なぜ黒澤映画が世界的に称賛され続け、今日もなお再解釈され続けているのか、その理由をより深く理解することができるはずです。
【J-Lens: Perspective of Japanとは】
J-Lensは、多様な知的「レンズ」を通して日本を探る講演シリーズです。文化、社会、歴史を新たな角度から理解する視点を提示します。
単なる事実の紹介にとどまらず、研究者がどのように問いを立て、それぞれの分野でどのように研究を行っているのかを共有します。そうした視点を通して、文化や社会、そして人間そのものを新鮮で刺激的な形で捉え直すことを目指しています。
お問合せ
国際交流基金日本文化交流センター
金子: Ryota_Kaneko@jpf.go.jp | 024-3944-7419 (127)
Ms. Nhung: NhungNLH@jpf.go.jp | 024-3944-7419 (145) https://www.facebook.com/japanfoundation.vietnam/ https://hn.jpf.go.jp/
(ホーチミン市での講演会)
ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学
No. 10-12 Dinh Tien Hoang, Sai Gon Ward, Ho Chi Minh City
Ms. Na: lenadao@hcmussh.edu.vn
(ハノイでの講演会)
White Light Cinéhub
Floor 3.6, COMPLEX 01, Alley 167, Tay Son Street, Kim Lien Ward
Mr. Minh: program@whitelightcinehub.vn | 0379-133-873
https://www.facebook.com/whitelightcinehub https://www.whitelightcinehub.vn/
■ クレジット
国際交流基金日本文化交流センター
共催(ホーチミン市)ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学
共催(ハノイ)WhiteLightCinéhub
| ■ 登壇者情報
四方田犬彦 エッセイスト、批評家、詩人 1953年、大阪箕面に生まれる。東京大学文学部で宗教学を、同人文系大学院で比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、清華大学、中央大学(ソウル)などで客員教授・客員研究員を歴任。現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。 |
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近著として『親鸞への接近』(工作舎)、『詩の約束』(作品社)、『われらが<無意識>なる韓国』(作品社) 、『愚行の賦』(講談社)、『パゾリーニ』『ルイス・ブニュエル』(作品社)『大泉黒石』(岩波書店)。
詩集に『離火』『金雀枝のヨハネ』(港の人)、小説に『すべての鳥を放つ』(新潮社)、『夏の速度』(作品社)『戒厳』(講談社)。翻訳にボウルズ『優雅な獲物』『蜘蛛の家』、パゾリーニ『パゾリーニ詩集』などがある。
『月島物語』で斎藤緑雨文学賞を、『映画史への招待』でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞を、『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を、『詩の約束』で鮎川信夫賞を受けた。
■ 報道用画像データ
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写真クレジット: ©️ Japan Foundation Center for Cultural Exchange in Vietnam
