14 8月 2020
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、オンラインでの落語に関するレクチャーと落語公演を8月22日に開催します。
皆さんは落語の成り立ちについてご存知でしょうか。落語は、日本の江戸時代から現代にまで続く伝統芸能の一つです。 落語家は、語りと上半身の身振りだけで一人何役も演じ、聴衆を笑いの世界に誘います。
今回、ベトナム社会科学院 社会科学情報研究所のNGUYEN Duong Do Quyen博士により、落語を文化的、歴史的側面から分かりやすく解説していただき、現代へとどのように継承されているのか紹介します。
また、レクチャーの後には、日本にいる真打の落語家 立川志の春さんによる落語公演を行います。当日は、日本語で古典落語を、英語で現代落語を演じていただき、落語世界の広がりや多様性を感じてもらえる機会になればと思っています。なお、どちらもベトナム語字幕がつきます。
レクチャーも公演もオンラインで開催しますので、落語にご興味のある方はどなたでも、どこからでも、お気軽に参加いただけます。ぜひお誘いあわせのうえ、お申し込みいただければ幸いです。
■ イベント情報
日時 : 2020年8月22日(土)14:00 – 16:30
会場 : オンラインで開催します。申込みをした方に対し、後日、参加のためのURLをお送りしますので、事前の申込みをお願いします。
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/1RfmxXY1ptN44yqgv8F51XSDgfHelPd4SUp2LSXK8SM4/edit
参加料 : 無料
言語 :
(1)落語レクチャー:ベトナム語
(2)落語公演:英語および日本語、ただし全てベトナム語字幕付き
■ 講演者(NGUYEN Duong Do Quyen)プロフィール
日本研究者。2005年から2013年まで、ハノイ国家大学 人文社会科学大学 東洋学部日本学科で専任講師を務めた後、現在はベトナム社会科学院 社会科学情報研究所 国際情報室に専任研究員として所属する。2016年に、ハノイ国家大学 人文社会科学大学 歴史学部において博士号を取得。
研究分野は落語を含む日本の伝統芸能とその文化・歴史について。ベトナムにおける日本の伝統文化についても考察しており、比較文化研究も行っている。
■ 落語家(立川志の春)プロフィール
落語家。立川志の輔の3番弟子。1976年8月14日、大阪府豊中市出身。千葉県柏市で育ち、幼少時と学生時代の計7年間を米国で過ごす。2002年10月に志の輔門下に入り、「志の春」を名乗る。2011年1月に二つ目に昇進し、2020年4月に「志の春」のまま真打に昇進した。古典落語、新作落語、英語落語を演じる。大学、企業にて落語を交えた講演多数あり。
新宿角座での月例独演会「志の春落語劇場」のほか、英語オンリーの「Shinoharu English Rakugo」、その他各地にて定例独演会及び日本酒や和菓子など他ジャンルとのコラボ会などを開催中。
■ お問い合わせ
Ha (Ext. 136) / 杉崎 (Ext. 160)
国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
The Japan Foundation Center for Cultural Exchange in Vietnam
27 Quang Trung, Hoan Kiem, Hanoi, Vietnam TEL 024-3944-7419 www.jpf.org.vn
www.facebook.com/japanfoundation.vietnam